バイオフォトニクスおよび顕微鏡用レーザー

TOPTICAは、さまざまなバイオフォトニクスアプリケーション向けのレーザーソリューションを提供しています

我々が有益な知識として得ることが出来るタンパク質の機能、細胞および器官の詳細は光学的なテクニックを用いることで飛躍的に増大することが可能です。光を細胞に入射するプローブとして用いることで多くの情報を得ることが可能となります。特に最先端の光技術は高い空間分解能、非侵襲サンプリング、深部への透過、三次元イメージングなど多くの恩恵をもたらします。これらの即時性があり生体内で使用可能なテクニックは高度なリアルタイム観察を可能とします。 レーザーは医療用途、製薬用途における顕微鏡からフローサイトメーターなど多くの光学機器の最も重要なパートで使用されます。ライフサイエンスおよび医療用途で順調な成長を見せる多くの光学技術において最先端の光源には多くの性能や特性が求められます。それぞれの特殊な用途で完全に要求に応える最適な光源が必要となります。 トプティカフォトニクス社はバイオフォトニクス用途のレーザー光源分野における世界的なリーディングサプライヤです。当社の製品ポートフォリオは紫外波長から可視波長、直接変調が可能、広範な波長チューニングが可能なファイバーベースのレーザー、時間分解能が要求される実験における超高速パルスレーザーなど多岐に渡ります。トプティカ社はバイオフォトニクス分野において豊富な経験と実績を持ち、自由度が高く信頼のおけるワンストップソリューションをご提供する唯一のパートナーです。

TOPTICA社ではライフサイエンス向けレーザー小型化プロジェクト「PIX4life」を支援しています

ライフサイエンス用小型PICマルチカラーレーザーコンバイナ

2016年2月、欧州委員会は、EUの "Photonics21 "プログラムの一環として、新しいプロジェクトPIX4lifeへの資金提供を承認しました。トプティカ社では学界と産業界からの複数のパートナーで構成されるコンソーシアムと、€850万ユーロにも及ぶ予算からなるこのユニークなプログラムをサポートすることを誇りに思っています。

欧州のPIX4lifeパイロットラインは特に可視波長域(400~850nm)のライフサイエンスアプリケーションをターゲットにフォトニック集積回路のオープンアクセス製造プラットフォームを提供することを目的としています。レーザー光源チップ製造は専用のウェハラン、または多くの場合はマルチプロジェクトウェハ(MPW)ランのいずれかで行われ、多くのユーザーがウェハスペースを共有し製造コストを削減することができます。また、PIX4lifeはフォトニックインテグレーションのためのコンサルティング、回路設計、チップ試験、パッケージングなど、あらゆる種類の追加サービスを提供していきます。

LioniX社のTriPleXプラットフォームを用いた最初のアーリーアクセスMPWは今年の夏に、IMEC社のBioPIXプラットフォームを用いた次世代MPWは今年の冬にリリースが予定されています。

今後のプロジェクトの進行については以下のリンクで確認することができます: http://pix4life.eu/index.php/access/schedule

 

非同期ファイバレーザーを用いた時間分解顕微鏡と分光法 (2018)

Application Note 2018

モジュラー型同期レーザーシステムはASOPSのような複雑なポンププローブ法のケースと同様に時間分解測定のアプリケーションをサポートしています。本研究では強磁性体のスピン磁化のプリセッション運動を誘導することで磁器光学カー回転を測定します。これによりマイクロ波放射が誘導され、時間的に遅延したプローブパルスの偏光が回転します。このようにしてスピン歳差運動の時間的変化が検出されます。

 

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