FemtoFiber ultra
ハイパワー超短パルスファイバーレーザー
FemtoFiber ultraはトプティカ社の第三世代の超短パルスファイバーレーザーです。 このレーザーは高い信頼性を誇るパワフルなフェムト秒パルスを出射します。システムはSESAMモードロックリングファイバー共振器(特許取得済)と高出力ファイバーアンプで構成され、高い信頼性を得るために偏波保持(PM)ファイバーのみが使われています。これらは全て25 x 38 cm²サイズのユニットに一体化され、イーサネット、或いはUSB経由で、簡単にコントロールできます。シンプルなグラフィカルユーザーインターフェース(GUI)により全てのレーザーパラメーターに簡単にアクセスできます。
FemtoFiber ultraシリーズはトプティカ社の前世代の超短パルスファイバーレーザーの優れた部分を受け継いでいます。システムはボタンを押すだけのスタート後、すぐに安定動作を始めるコンパクトなレーザーです。シンプルな空冷デザインは安定動作には十分なため水冷の必要がありません。費用効果が高いコンパクトなレーザー設計により優れたビーム品質を持ちつつ、高い平均出力を持ったフェム秒パルスを出射します。蛍光性プロテインに対する2光子励起や対比構造をベースとしたSHG顕微鏡のような非線形レーザー顕微鏡アプリケーションに威力を発揮します。
- SESAMモードロックリングファイバー共振器
- 特許デザイン(US 8,457,164)
- ハイパワーファイバー増幅
- 偏波保持(PM)ファイバーのみの構成
- コンパクトな空冷システム
Wavelength | Pulse duration | Average output power | Repetition rate | |
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FemtoFiber ultra 1560 | 1560 nm | < 200 fs | > 2 W | 80 MHz |
FemtoFiber ultra 920 | 920 nm | < 100 fs | > 1 W | 80 MHz |
FemtoFiber ultra 780 | 780 nm | < 150 fs | > 500 mW | 80 MHz |
FemtoFiber ultra 1050 | 1050 nm | < 120 fs (typ. 90-100 fs) | > 5 W | 80 MHz |